膿栓の魅力
通常であれば臭いものは嫌われますが、膿栓(臭い玉)は単に臭いだけではなく、奥の深い魅力があり、それが一部の人を惹きつけてやみません。
ここで膿栓の魅力を列挙します。
★ミステリアス
初見でそれが何なのか、判別できる人は殆どいません。喉にひっかかった米粒が時間が経って出てきたとか勘違いします。なんという物体なのか名前もわかりませんが気軽に人に聞けることでもないので、長い時間わからないままになります。
★潰すと猛烈に臭い意外性
見た目は米粒のような白い物体で特に特徴もありません。しかし、こいつを潰すと猛烈なニオイが発生します。わずか直径数mmの物体がこれほど臭いとは!と、何回経験しても思います。本当に驚きです。
★取れるとすっきり
大きい臭い玉が出来ると、喉(扁桃腺)がイガイガするというか違和感があって非常に気になります。また唾液がなんとなく膿栓の味がするようになってかなり不愉快、口臭も気になります。なかなか自分で取ることも難しく、数日間悩んでいると、ある日ポロッと出てきます。その時のすっきり感は言いようもありません。3日ぐらいはそのことだけでハッピーに暮らせるでしょう。
また、上級者になると自分で除去する人もいて、膿栓掃除が趣味になっている人もいます。
★なぜか病みつきになるニオイ
猛烈に臭い…。でも何度もニオイを嗅いでしまう不思議さ。理由はわかりませんが、わざわざ潰してニオイを発生させて何度もニオイを嗅ぐ人は少なくありません。
臭いというならウンコも臭いですが、こちらはなんどもニオイを嗅ぐ人はそれほど多くないはずです(いや、マニアはいるんだろうが…)。
臭いけど、臭いだけじゃない不思議なニオイが膿栓には含まれているに違いありません。
以上のように、膿栓にはひじょーに深い魅力があります。
膿栓は口臭の原因になるので嫌う人も多いのですが、今までまったく臭い玉が出たことない、見たこともない、という人は人生の何割かを損してるなァと思います(笑)。